第9回全日本小学生男女ソフトボール大会
平成7(1995)年8月5日(土)〜8日(火) 

参考文献 (株)ベースボールマガジン社 「ソフトボールマガジン」

 第9回全日本小学生男女ソフトボール大会は8月5日から8日まで、滋賀県守山市民球場と佐川急便守山球場で行われた。
男子66、女子51チームが参加。4日間にわたり熱戦を展開した結果、男子は神奈川の厚木クラブ、女子は東京の多摩川バニーズそれぞれ初優勝を決めた。
試合終了後、佐川急便守山球場で閉会式が行われ、優勝、準優勝チームに井上敏競技委員長と津田増雄守山市教育部長から優勝、準優勝旗、カップ、メダルが贈られた。
熱射の中、子どもたちは汗を流し、声をからしがんばり、親も負けじと応援、大会は大いに盛り上がった。


《準決勝戦》 <富士見もう一歩及ばず>
平成7(1995)年8月8日(火)
球審:曾我部  一塁:宮本  二塁:中川  三塁:石井(哲)  記録:奥村
チーム名\回  
枚岡西  
富士見連合  
(先攻投手) 吉田(真)、金山 (先攻捕手) 井ノ上 (勝利投手) 吉田(真)
(先攻三塁打) 吉田(真) (先攻二塁打) 金山
(後攻投手) 大場 (後攻捕手) 藤田 (敗戦投手) 大場
《評》枚岡西は3回、金山の二塁打と井ノ上の左前安打、敵失で2点を先取、6回にも松尾の三塁前バント安打と吉田(真)の   三塁打で2点を加えた。
一方の富士見は吉田(真)投手に抑えられていたが6回の裏、野田、井上(聖)の安打と四球、野選で2点を返したが時すでに遅かった。

《準決勝戦》<桜丘東、好機に一発出ず>

平成7(1995)年8月8日(火)
球審:鈴木(清)  一塁:大橋  二塁:平川  三塁:大林  記録:橋本
チーム名\回
厚木クラブ
桜丘東ソフト

(先攻投手) 関戸 (先攻捕手) 長石 (勝利投手) 関戸
(先攻二塁打) 関戸
(後攻投手) 相良 (後攻捕手) 西垣 (敗戦投手) 相良
《評》厚木は3回、遊前安打の金沢をトップバッターの関戸が右翼線いっぱいの二塁打で還し、まず1点。7回にも四球出塁   の池澤を三橋、須山が送り、代打和田の遊前ゴロが野選となる間に池澤が還って1点を加えた。
これに対し、桜丘東は2回に栫(かこい)、6回には西垣が安打で出塁するが、厚木、関戸投手に後続を断たれ惜敗した。

《決勝戦》<関戸、投打に活躍>

平成7(1995)年8月8日(火)
球審:中田 一塁:梅景  二塁:桂田  三塁辻川  記録:吉田(由)
チーム名\回
枚岡西
厚木クラブ
(先攻投手) 吉田(真)、金山 (先攻捕手) 井ノ上 (敗戦投手) 吉田(真)
(後攻投手) 関戸 (後攻捕手) 長石 (勝利投手) 関戸
(後攻三塁打) 三橋 (後攻二塁打) 石井、関戸、金澤
《評》厚木は3回、一番関戸がレフト線横の二塁打で出塁、三番石井が右中間を抜くエンタイトルツーベースで1点を先取。
この後、6番三橋の左中間三塁打などで加点。この回一挙に4点を挙げた。
枚岡はここでピッチャー吉田(真)から金山に 代えたが、厚木の攻撃はとまらず4回に2点、5回に1点を加えた。
枚岡は厚木、関戸投手の前にわずか1安打と完敗した。
厚木クラブの服部志朗監督は、「準々決勝で南観ラークス(広島、前年度優勝)に勝ったので選手に自信がついた。
神奈川県は強豪チームが多いのでここに出てくるまでが大変です。よくここまで勝ち残ることができました」と話していた。

平成7(1995)年度 第9回 全日本小学生男子ソフトボール大会

優  勝 厚木クラブ 神奈川県
準優勝 枚岡西 大阪府
第三位 桜丘東ソフトボールスポーツ少年団 鹿児島県
第三位 富士見連合ソフト 神奈川県