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第1474回例会週報 |
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2009年2月2日(月) |
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| ■斉唱 | 『君が代』 | |
| ■合唱 | 『奉仕の理想』 | |
| ■唱和 | 『四つのテスト』 | |
| ■ゲスト紹介 |
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独立行政法人国立病院機構 久里浜アルコール症センター |
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| ■ビジター紹介 |
横須賀ロータリークラブ萩生田 徹様 |
横浜東ロータリークラブ出村 忠廣様 |
| ■会長報告 | |
| ■幹事報告 | *ロータリーの友、受領。 |
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■出席報告 |
会員 | 出席 |
免除会員 出席 |
本日の出席率 | 前週メークアップ前 | 前週メークアップ後 |
| 21名 | 17名 | 5名 | 80.95% | 70.00% |
70.00% |
| ■メークアップされた会員 |
| なし |
| ■入会祝 | ||||
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なし |
| ■ニコニコボックス報告 | ||
| 1 | 萩生田 徹様 | 丸山先生の卓話拝聴しに南西RCに出席させて頂きました。 |
| 2 | 出村 忠廣様 | 本日はお世話になります。 |
| 3 | 坂本 喬彦君 | 丸山先生よろしくお願い致します。アルコールが好きな会員が多いのでよく諭して下さい。 |
| 4 | 折笠 仁志君 | 丸山様、卓話楽しみにしています。 |
| 5 | 安田 治君 | 丸山様、卓話宜しくお願いします。 |
| 6 | 藤田 武君 | 丸山先生、本日の卓話楽しみにしています。 |
| 7 | 真木 英一君 | 丸山様、本日の卓話をよろしくお願い致します。 |
| 8 | 大橋 昭夫君 | 丸山様、卓話よろしくお願い致します。 |
| 9 | 大橋 昭夫君 | 妻に誕生祝ありがとうございます。 |
| 10 | 菱沼 正喜君 | 丸山先生、本日は御苦労様です。 |
| 11 | 永井不士男君 | 今日は真剣に拝聴致したいと存じます。 |
| 12 | 宮本 清志君 | 丸山様、本日の卓話楽しみにしています。 |
| 13 | 西田 金忠君 | 誕生日を思い出させて下さいましてうれしいやら、淋しいやら。 |
| 14 | 森 勇人君 | 萩生田さん、ようこそいらっしゃいました。丸山先生、卓話よろしくお願い致します。 |
| 15 | 西塚 五郎君 | 丸山先生、卓話楽しみにしています。妻に誕生祝ありがとうございます。 |
| 3回目の成人式のようです。 | ||
| 16 | 野 正美君 | 丸山様、卓話よろしくお願いします。 |
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前日計 |
429,000円 | 本日計 | 25,000円 | 累計 | 454,000円 |
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■卓話 |
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| 「病気にならないお酒の飲み方」 | |||
| 独立行政法人国立病院機構久里浜アルコール症センター | |||
| 院長 丸山 勝也様 | |||
おいしく健康的にお酒と付き合う方法についてお話いたします。 |
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| 1 | お酒に強いか弱いか自分の体質を知ることです。 | ||
| 方法としては末梢血液中の白血球のDNAを抽出し、ALDH2の遺伝子型を測定するか、 | |||
| 簡便法をしてはエタノールパッチテストを行います。 | |||
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アルコールを分解するのは肝臓です。 | ||
| 体に入ってきたアルコールは胃と小腸で吸収され、肝臓で分解されます。 | |||
| アルコールはまず約3割が胃から吸収され、胃内で乳び状になった残りが小腸から吸収されます。 | |||
| そして、血液中に入ったアルコールは門脈を通って、肝臓に運ばれます。 | |||
| 「アルコール分解酵素」 | |||
| ・ | アルコール脱水素酵素(ADH) | ||
| ・ | アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH) | ||
| ・ | ミクロゾームエタノール酸化酵素(MEOS) | ||
| アルコールはADHによってアセトアルデヒドと水素に分解され、アセトアルデヒドは、更にALDHにより | |||
| 酢酸と水素に分解され、最終的に炭酸ガスと水になって体外に排出されます。 | |||
| このアセトアルデヒドという物質が血液中に増えると悪酔いの状態になります。 | |||
| アルコールを大量に飲むと、ADHやALDHだけでは処理しきれません。 | |||
| この時働くのがMEOSです。ADHがアルコール専門の酵素なのに対して、MEOSは一般的な薬剤を | |||
| 代謝する酵素なので、アルコールも代謝できるというわけです。 | |||
| 最初は飲めなかった人が、飲めるようになるのは、MEOSが関係しているとも考えられています。 | |||
| MEOSが活発になるのは危険な徴候です。 | |||
| MEOSを繰り出さなくてはならないほど大量の飲酒を続けているからです。 | |||
| ALDHにはアセトアルデヒドが低濃度の時に働くALDH2と、高濃度にならないと働かないALDH1があります。 | |||
| このALDH2を多く持っているかどうかが、お酒に強い弱いを決めます。 | |||
| ALDH2は遺伝するものですから、お酒に強い弱いは生まれつきの体質です。 | |||
| 日本人の約半数は生まれつきALDH2が弱いか、欠けていますので、外国人に比べてお酒に弱い人が | |||
| 多いのです。ところが、アセトアルデヒドはMEOSでも分解されます。 | |||
| MEOSは鍛えるとその力が強くなってきますから、飲めない人が飲めるようになることもあります。 | |||
| ただし、MEOSは数週間お酒をやめていればもとの状態に戻ってしまいます。 | |||
| それに、MEOSを使い過ぎると肝障害を起こしやすくなりますので、もともと飲めない人が飲めるようになった | |||
| というのは体にとっては危険なことのようです。 | |||
| 2 | お酒に弱い体質なら決して無理して飲まないこと。 | ||
| 無理して飲めば急性アセトアルデヒド中毒になったり、慢性的に飲酒すると食道癌などの | |||
| 頭頚部癌になりやすくなります。 | |||
| 3 | また強い体質でも量として1日1合程度とすること。 | ||
| それは「Jカーブ現象」で説明されるように、その程度の飲酒量までは、総死亡率がお酒を飲まない人の | |||
| 場合よりも低下しますが、それ以上になると死亡率がどんどん上昇するからです。 | |||
| また飲酒量が増えれば、アルコール性臓器障害そしてアルコール依存症になる可能性が出てきます。 | |||
| なお、日本酒1合は、ビール中ビンなら1本、ウイスキーならダブル1杯、ワインなら1杯、 | |||
| あるいは焼酎では約0.6合(110ml)になります。 | |||
| 4 | 週に2日は休肝日をつくること。 | ||
| これは、飲酒習慣をつけないことと、飲酒量が多い場合、休肝日によりアルコールの離脱症状が | |||
| 出ることがあり、アルコール依存症の早期発見に役立つからです。 | |||
| 5 | 強い酒は薄めて飲むこと。 | ||
| これは食道や胃の粘膜の障害を予防するためです。 | |||
| 6 | ゆっくりと時間をかけて飲むこと。 | ||
| これは急に酔いが回らないようにする目的です。 | |||
| 7 | つまみと一緒に飲むこと。 | ||
| これにより胃の出口が閉じるため、お酒が胃の中にとどまり急に酔うことを防ぐことができます。 | |||
| 8 | 薬と一緒に飲まないこと。 | ||
| これはMEOSの作用により、薬の作用が強く出ることがあるからです。 | |||
| 9 | 女性は男性の半分の量とすること。 | ||
| 女性は男性に比べて少ない飲酒量で、なおかつ短い期間にアルコール性肝障害や膵障害、 | |||
| それにアルコール依存症になりやすいからです。 | |||
| 10 | 休みでも朝酒をしない。 | ||
| この行為はアルコール依存症に近づくものだからです。 | |||
| さらに次のひとには絶対に飲酒をすすめることはやめて下さい。 | |||
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妊娠中、特に妊娠初期の人。 | ||
| ● | 未成年者 | ||
| ● | 車を運転する人 | ||
| ● | 飲酒が悪影響を及ぼす病気の人。例えば肝臓病、膵臓病、糖尿病、痛風、高血圧など。 | ||
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薬を服用している人。例えば安定剤、降圧剤、血糖降下剤、風邪薬、鎮痛剤、血液抗凝固剤など。 | ||
| ● | アルコール依存症の人。 | ||
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