2011〜2012年度 国際ロータリー 第2780地区第1グループ I.M

      
日時 2012年4月14日() 16:30〜17:00
テーマ 「 ロータリーとボランティア」〜ロータリアンとしていま何をすべきなのか〜
挨拶 第1グループガバナー補佐 野坂 英八
  横須賀RC IM実行委員長 岡 昌憲
  昨年の東日本大震災を経験して、今ほど「人と人とのつながり、絆の大切さ」が言われている時はないでしょうか。
今年のIMは「ロータリーとボランティア」テーマで、各クラブから一人づつ代表に出ていただき、「ロータリアンとして何をすべきなのか」パネルディスカッション形式で話し合っていただきたいと思います。
そしてロータリーの理解をさらに深めていきたいと思います。
また昨年10月に開催されました地区大会では第1グループすべてのクラブが横須賀北ロータリークラブを支援し、無事に大会が成功裏に終了することができました。
これは各クラブが他クラブのそれぞれの事情を相互に理解し、メンバーの交流に基づいた惜しみない協力の賜物であったからだと思います。
このIMに於いて、さらなる相互理解と会員の交流をはかり、森ガバナーが目指しますロータリーの理解と会員減少に象徴するロータリーの抱える諸案件の解決に向けた活動を深化させたいと思います。
ホストクラブとして有意義なIMとなるよう精一杯の企画とおもてなしで、皆様をお迎えし友情の輪を広げたいと思います。
会員すべてのご参加をお待ちしております。
開催場所 セントラルホテル  
ホストクラブ 横須賀ロータリークラブ

 

16:30〜17:00 登録開始
(4Fロビー)

(敬称略)

17:00〜18:30 開会式
シンポジウム

 

17:00 1.点鐘 第1グループガバナー補佐 野坂 英八
2.開会の辞

IM実行委員長

岡      昌憲

3.国歌斉唱

ソングリーダー 佐々木 滋
4.ロータリーソング「奉仕の理想」
5.ガバナー補佐挨拶 第1グループガバナー補佐 野坂 英八
6.ガバナー挨拶 RI第2780地区ガバナー 森   洋
7.シンポジウム「ロータリーとボランティア」

パネリスト

横須賀クラブ 鈴木 孝博
横須賀北クラブ 大畑 耕一
三浦クラブ 秋本 清道
横須賀南クラブ 本田 清忠
横須賀西クラブ 楠山 泰道

横須賀南西クラブ 新中 宗光

コーディネーター

第1グループガバナー補佐 野坂 英八

スペシャルアドバイザー

ロータリー財団管理委員 小沢 一彦
8.閉会の辞 横須賀クラブ会長 鈴木 康仁
18:34 9.点鐘 第1グループガバナー補佐 野坂 英八
諸事お知らせ IMSAA 外木 祥司
18:45〜20:15 懇親会

アトラクション

「マナカナミチル」ピアノ、フルート、チェロの演奏と歌をお楽しみ下さい。
開会挨拶
森 勇人
ご案内
申込期日 2012年3月12日(月)
申込方法 全員登録、クラブ一括で振込
申込先 横須賀クラブ
登録料 1名 5,000円
2011〜2012年度 IM役員
第1グループガバナー補佐 野坂 英八

IM実行委員長

岡      昌憲

ホストクラブ会長 鈴木 康仁
ホストクラブ副会長 北村 理和子
ホストクラブ幹事 八巻 敏博

開会式・シンポジウム・懇親会司会 齋藤 慎太郎
SAA 外木 祥司
懇親会責任者 齋藤 眞且
総務・会計担当 岡田 英城
東日本大震災

シンポジウムテーマ

ロータリーとボランティア

横須賀南西ロータリークラブ

新中 宗光

38年前にお世話になった 私が泊ったことのある旅館

ボランティアの人が泊っていた一軒屋

一軒屋の中でボランティアの人たちが休んでいるところ

ピストン輸送をした銭湯施設

地元の人にアシスト

私が所属したボランティアチーム

本日は、このIMでの主題の件から、私自身が経験しましたボランティアを紹介したいと思います。
ボランティアと呼べるかどうか、私個人のそれも単発的な小さな活動でしたが何かを感じて下さればと思っています。
また、私のような老齢者がボランティアに参加できましたのは、アメリカに本部を置いている「国際サイエントロジー」という団体を通してのことでありますので、この団体の活動も併せて紹介させていただきます。
まず、今回の大震災のニュースを受けて、最初に頭に浮かんだのが、昔、通算3年間ほど仕事で気仙沼に滞在していた際にお世話になった旅館のことです。
気仙沼港の近くにある小さな旅館で、津波の被害を受けたであろう事は明白で、そのことが頭から離れず、結果的に私を被災地へ足を運ぶきっかけを作ってくれることになりました。
私が携わった作業の一つに、体育館などの避難所で生活をしている人達に温かいお風呂を提供するため、避難所とお風呂とを送り迎えをするという活動があり、この建物がその銭湯施設です。
施設という呼び方をするのも、元々ここはゴミ焼却場に隣接して建てられた温水プールで、今回、そこがお風呂として活用されていました。
私が自分で持ち込んだ普通車のバンを使っての送迎ですので、一度に4人しか乗せることが出来ませんが、それでも皆さんとても喜んで頂き、やりがいのある仕事でした。
任命を受けた日は、銭湯と避難所を一日に4〜5回は往復していました。
国際サイエントロジーは何の団体なのかは詳細に聞いてはおりませんが、宗教団体では無いとのことでした。
また、その潤沢な資金の出所もわかりませんが、ここはあまり踏み込まない方が無難だと判断し、逆に団体側もこちらに踏み込んでくる様子はありませんでしたので、「これも何かの縁、皆でがんばろう」という和気あいあいの雰囲気のなかで活動させてもらえたことは有難かったです。
感心したのは、ボランティアが当たり前だと育てられたアメリカ人の特性が顕著に表れていて、災害や被害があれば、どんな国にも迅速にボランティアを派遣し、リーダーを先頭に皆が活発に活動していることでした。中には、会社を辞めて飛んできたという人もいて、びっくりです。
それぞれのお国の背景が違うとは言え、なかなか出来る事ではありません。
先月被災地を訪ねて改めて感じた事は、復興はこれからだという事です。
道路の瓦礫は確かに片付いて車も通れるようになっていましたが、一歩入ると、うず高く積まれた瓦礫の山。
また、一見広大な草原に見える丘の風景は家が流されてしまった跡地です。
しかし、町のあちこちでは自分達だけの力で町興しも始まっています。
復興に踏み出したその被災地に向けて、我々にも出来る支援があります。
旅行などで被災地に出向き、そこにお金を落として経済を回すことです。
「遠いところからようこそ来ていただきました。ありがたいことです。」と笑顔で迎えて頂けると、「来てよかった」と、こちらまで幸せな気分になれる、そういう雰囲気に溢れているのです。
逆に励まされるとは、正にこういう事だと痛感せずにはいられません。
東北には風光明媚な場所がたくさんあります。これから旅行などの計画をお持ちの方には是非東北も加えて頂き、被災地にも立ち寄って頂きたいと願わずにはいられません。
いつどこで何が起こるかわからない今の世の中、我々ロータリアンも有事の際にはロータリーの組織として動ける形作りはできないものでしょうか?
是非、今後の課題として取り上げて頂けたらと思っています。

横須賀南西クラブ 新中 宗光

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