■「けい太とこう太のコンサート」 社会奉仕委員会主催「横須賀老人ホーム」コンサート報告 菱沼正喜社会奉仕委員長 |
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コンサートが佳境にはいると入居者の方々が一緒に歌を唄い、元気な様子に変貌しました。
多少なりとも奉仕の真似事ができたかなと自負しております。 ご協力いただいた会員に感謝いたします。 |
■地区グローバル補助金活用について |
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1.フィリピン、マニラにおける生ゴミリサイクルシステムの確立事業に補助金を活用したい。 |
2.次年度(佐藤、安田年度)に申請する。 |
3.申請可となれば、翌年度に実行される。 |
4.複数年度で事業計画を行う。 |
5.皆様のご協力をお願い致します。 |
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■「フィリピンの災害ボランティア」 能勢 規弘様 |
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昨秋のフィリピンでの車椅子寄贈と |
大台風被災地訪問の経験 |
海外に子ども用車椅子を贈る会 |
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理事 能勢規弘 |
平成26年4月7日(月) |
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渡航のアウトライン |
訪問時期 |
平成25年11月10日〜12月2日 |
訪問先 |
フィリピン共和国の3大都市 |
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(マニラ、セブ、ダバオ) |
目的 |
160台の子ども用車椅子の寄贈 |
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(当初の活動目的) |
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セブ島北部の台風被災地訪問と |
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被災者救援物質の荷造り応援 |
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(臨時的な活動) |
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フィリピンの地図 |
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肢体不自由者と車椅子 |
車椅子の普及台数 |
正確な統計がありません |
以下は、世界保健機構(WHO)測定値 |
世界で車椅子を必要とする人数 |
6500万人 |
車椅子を得られない肢体不自由者 |
2000万人 |
車椅子を得られない肢体不自由児 |
550万人 |
日本での肢体不自由者 |
180万人 |
内、20歳未満の青年・幼児は1万人弱 |
要介護認定者数 |
540万人 |
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1.子ども用車椅子の寄贈 |
主催者 |
NPO海外に子ども用車椅子を送る会 |
累計寄贈台数 |
3740台 |
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発展途上国 21カ国 |
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内、フィリピンへの寄贈 441台 |
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4回目の寄贈は、160台 |
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中古の子ども用車椅子を寄贈する理由 |
寄贈の対象 |
肢体障害児個人ではなく、彼らを世話する施設に寄贈しています |
理由 |
子どもの身体の成長で車椅子は3〜4年の経過で継続的な使用が出来なくなる(単発的寄贈に終わる) |
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施設ならば他の幼い児童の使用に供することができる |
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中古品の1台当たりの寄贈費用は平均1万3千円(新品の車椅子は20〜30万円もするものです) |
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大人の体型にまで成長すれば、長期間使用できる大きな車椅子を個人で入手できる |
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(しかも新品で5〜6千円の中国製が購入できる) |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
2009年から4回、20施設に寄贈しました |
マニラ市 |
14施設 |
ダバオ市 |
6施設(2013年より) |
引渡式の様子 |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
寄贈した車椅子の概観 |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
寄贈した車椅子の概観 |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
車椅子と共に寄贈された補装具 |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
初めて車椅子に乗る児童(1) |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
初めて車椅子に乗る児童と母親 |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
寄贈されて車椅子に乗って会場を出る母と子 |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
現地製車椅子の一例(既成の椅子を利用した物) |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
障害児施設の概観(1) |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
障害児施設の概観(2) 敷地は広い |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
障害児施設の概観(職員との懇談風景) |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
障害児施設(マザーテレサ系)で車椅子に乗る児童達 |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
障害児施設(CBR:地域密着型)を訪ねた |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
障害児施設(CBR:地域密着型)の入り口の前で |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
障害児施設(CBR:地域密着型)の内部の様子 |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
障害児施設(CBR:地域密着型)に集まっている児童 |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
障害児施設(CBR:地域密着型)の概観(倒産した) |
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フィリピンでの寄贈の経過 |
自転車屋での修理部品の価格調査(タイヤ・チューブ) |
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海外への寄贈活動上の課題 |
1 |
追加寄贈への強い要望に十分に応えられない 資金的・物理的な力不足(年間600台、5回)
年間活動費約700万円はすべて寄付金と助成金 コンテナ輸送までの作業と保管スペースの不足 |
2 |
被寄贈国の人々の参画度合いを高める
清掃・修理・梱包の作業の一部を現地で行う |
3 |
現地での日常の維持管理能力の向上
タイヤから抜けた空気を補充し、部品の破損を回避する気配り |
4 |
日常の高齢者のボランティア参加機会を増やす |
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2.大台風の被災者への応援活動 |
活動期間 |
1週間(11月24日〜29日)
大台風は11月8日に比国中部地区を襲った 上記の車椅子寄贈活動は11月20日に終了 |
応援場所 |
セブ島北部とセブ市内 |
活動内容 |
救援物質の袋詰め 被災家庭ごとに配布する量を小分けする作業 |
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被災状況 |
倒壊したのは、木造建造物とバナナやココナツの林 |
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被災状況 |
建物がすべて流失して、荒野と化した土地も多かった |
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被災状況 |
被災後2週間余りで雑草が被災地を被い初めていた |
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被災状況 |
殆どすべての公道から瓦礫は除去されていたが、私有地の中の木材や瓦礫が手付かずの所もあった |
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救援物質の詰め込み作業 |
お米、缶詰(ジュースや煮魚)、コーヒーなどの食品
体育館にセブ市民が集まりボランティア奉仕活動 |
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救援物質の詰め込み作業 |
ボランティアの活動は24時間行われていて、市民有志が自分の都合に合わせ出て来ていた。 |
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実際の被災の規模 |
死者数 |
5796人 |
行方不明者 |
今でも1800人弱 |
家の喪失者 |
400万人(避難場所での生活者)
復興には3〜5年かかるとの観測がある 何を基準に復興できたと判定するのか不明確 |
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しかし、日本からの援助をひたすら待っています
このような時期には、障害者は益々取り残されています |
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東日本大震災との比較 |
1 |
原発事故を起こしている大災害と比較はできない |
2 |
津波と台風の被災の合理的な比較はできない |
3 |
比較できるのは、市民生活の面でしょう
損害は、両国とも数十年分の年収に相当する 日比の比較を金額で比較するのは不謹慎なこと
しかし、東日本大震災は冬の末期で防寒具が不足し、温かい飲食物が必須だった
フィリピンは常夏の国、毛布1枚で眠れ、冷たい飲食物が好まれる |
泥棒や強盗が暗躍する国柄は生活に恐怖感を募らせる |
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ガソリンを入れたコーラ瓶が流通している |
10人乗りました |
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レストランで出されたご飯を乗せる容器 |
手抜き工事 |
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おわり 何卒、ご支援をお願い申しあげます
ご清聴、有難うございました |
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