2015/12/15 第一グループ12月度三役会 於)かながわ信用金庫追浜支店 ホスト:横須賀北クラブ

「スピーチ」元刑事・僧侶 大島龍穏(オオシマリュウオン)様
四苦八苦とは、大変な苦しみ。非常に苦労すること。仏教語で、本来は人間のあらゆる苦しみのことを言う語。
四苦八苦の「四苦」とは「生老病死(しょうろうびょうし)」のことで、人間として逃れられない必然的な苦しみをさします。
「八苦」とは、生老病死の四苦に「愛別離苦(あいべつりく)」「怨憎会苦(おんぞうえく)」「求不得苦(ぐふとくく)」「五陰盛苦(ごおんじょうく)」の四苦を加えた八つの苦のことで、四苦と八苦で十二苦あるわけではありません。
「愛別離苦(あいべつりく)」・・・愛する人と別れる苦しみ
「怨憎会苦(おんぞうえく)」・・・怨み憎む人と出会う苦しみ
「求不得苦(ぐふとくく)」・・・求めるものが得られない苦しみ
「五陰盛苦(ごおんじょうく)」・・・存在を構成する物質的・精神的五つの要素に執着する苦しみ
で、人間として味わう精神的な苦しみのことです。
第2の人生として選んだ僧侶になって16年、追浜にある無料相談所「道しるべ」に相談員として、心の相談に応じています。
苦しい時、不自由さを受け止め、視野を広め、出来ることを最大限行い、苦しみから抜け出す。
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