例会日時 月曜日 12:30〜13:30
 例会場 湘南信用金庫北久里浜支店 2階
 事務所 〒239−0807  横須賀市根岸町3−3−18
  湘南信用金庫北久里浜支店内
  TEL&FAX 046−837−1211

E-mail:

yokosuka-sw-rc@dnsip.ne.jp

URL:

http://www.dnsip.ne.jp/~yokosuka-sw-rc
 会長 長瀬 弘
 副会長 赤木 慎一郎
 幹事 宮本 清志
 会報委員長 小林 伸行

 2018-2019年度 RIテーマ 「BE THE INSPIRATION」
国際ロータリー会長
 国際ロータリー会長 バリー・ラシン(Barry Rassin)
バハマ(ニュープロビデンス島) East Nassau ロータリークラブ所属

第2780地区ガバナー
脇 洋一郎
(茅ヶ崎湘南ロータリークラブ所属)

第1890回例会週報
2018年8月6日(月)
斉唱 「君が代」
合唱 「奉仕の理想」
唱和 「四つのテスト」
ゲスト 第一グループガバナー補佐 加藤元章様(横須賀)
ビジター 新倉定治様(横須賀)
会長報告 *横須賀西クラブより、「青少年交換学生の拠出金依頼」受領。
   当クラブ負担 17名×3,000円=51,000円
*横須賀西クラブより、「第一グループ合同例会収支報告書」受領。
幹事報告 なし
*今後の予定

平成30年

8月13日(月)→夏季休会
8月20日(月)→ガバナー公式訪問
8月27日(月)→卓話 水嶋聡様(地区会員増強・会員維持委員会委員)
           同行者 和田幸男様(地区会員増強・会員維持委員会委員)
出席報告
出席義務者 出席免除者 出席義務者出席 出席免除者出席 本日の出席率 前週メークアップ前  前週メークアップ後
8名 9名 7名 7名 93.34%
(14÷15)
78.57%

78.57%

メークアップされた会員
地区青少年交換委員会→宮本会員
誕生祝 夫人誕生祝

なし

永井仁子様
西田芳枝様
入会祝

菱沼正喜会員

ニコニコボックス報告

1 加藤元章様 本日、脇ガバナーの名大で参りました。宜しくお願い申し上げます。
(横須賀)
2 新倉定治様 久しぶりにお邪魔致します。長瀬会長はじめ三役の方、一年間頑張って下さい。
(横須賀)
3 長瀬 弘君 第2780地区ガバナー補佐 加藤元章様、本日よろしくお願いします。
横須賀RCの新倉様ようこそ。
4 赤木慎一郎君 ガバナー補佐加藤様、本日はよろしくお願いいたします。
5 宮本清志君 加藤ガバナー補佐、暑い中ようこそ。本日はよろしくお願いします。
6 井上祐一君 第1グループ加藤元章ガバナー補佐をお迎えして。新倉さんようこそ。
7 菅原英明君 ガバナー補佐加藤さんようこそ。今日はよろしくお願いします。
新倉さんようこそ。いつも有難うございます。
8 菱沼正喜君 ガバナー補佐、加藤元章様今日は宜しくお願い致します。
新倉さんいらっしゃい。入会祝い有難う御座います。
9 永井不士男君 女房に誕生祝い有難うございました。
10 森 勇人君 加藤ガバナー補佐、本日は宜しくお願い致します。新倉様ようこそ。
11 坂本喬彦君 加藤さんご無沙汰してます。横浜のクラブを思い出します。
12 瓜生勝彦君 加藤様本日は宜しくお願いします。
新倉様ようこそお越しくださいました。お孫さんの活躍感動しました。
13 藤野祥人君 加藤様本日は宜しくお願い致します。
新倉様ようこそおいで下さいました。宜しくお願い致します。
14 海老原平君 ガバナー補佐加藤様、本日は宜しくお願い致します。
新倉様ようこそお越し下さいました。本日は宜しくお願い致します。

前日計

34,000円 本日計 19,000円 累計 53,000円

ガバナー補佐公式訪問 2018〜2019年度第一グループガバナー補佐 加藤元章様(横須賀)


加藤元章AG


脇 洋一郎G


バリー・ラシンRI会長

 

今日からロータリアン

(ロータリー情報研究会)

 

 改めまして、皆様こんにちは。今年度第1グループのガバナー補佐を拝命いたしました、
横須賀ロータリークラブの加藤元章と申します。連日の猛暑が続く中、皆様の貴重な時間
をいただきまして本当にありがとうございます。
 又この度の西日本豪雨の災害により、皆様の御親戚やお知り合いが或いは被災されたの
ではと危惧いたしますが、それら地域の方々に対し、謹んでお見舞い申し上げます。
 本日は、再来週の脇洋一郎ガバナーの公式訪問に先立ちまして、その斥候として例会に
出席させていただいているのですが、今日もいつものように普通にメークアップさせてい
ただいているのに「訪問」という堅苦しい言葉にチョット違和感を感じて緊張しています。
 お見知りおきの方が大勢いらっしゃいますが、簡単に自己紹介させていただきます。
 昭和30年横須賀生まれの横須賀育ちで来年63歳になります。学校を出てから10年程
食品メーカーでサラリーマンをした後、外資系保険会社へ個人事業主として転職、現在は
総合保険代理業に就いています。1998年8月に横須賀RCに入会させていただき、ロータリー
歴はちょうど20年になります。地区では小佐野ガバナー年度と渡辺ガバナー年度に
地区副幹事を経験、米山委員会、会員増強・維持委員長を経て、この7月より第1
グループガバナー補佐をさせていただいております。
 それでは、脇ガバナーからビデオメッセージを預かっていますので、ご覧下さい。
 脇ガバナーは一言で言いますと非常に真面目で理論家肌の方でありますが、
全てのクラブでの例会場でビデオとはいえご自身によるフルート演奏を披露するという
暴挙、いや快挙を遂げた2780地区初のガバナーの自己紹介をご覧いただきました。
 この中で、脇ガバナーは今年度の6つの地区運営方針のうち、とりわけ「奉仕の実践」と
「会員増強」を挙げられておりました。

 青少年に対する奉仕の一つでもある財団学生や米山奨学生への支援も訴えられていましたが、
米山奨学に関しては8月25日(土)に辻堂のアイクロスに於いて米山記念奨学会理事長で
横須賀RCの会員でいらっしゃいます小沢一彦元RI理事のご講演を基調とした、
非常に有意義なセミナーがございますので、入会3年以内の比較的入会歴の浅い会員の方
は是非とも参加いただいて、米山事業に対する理解を深めていただきたいと思います。
 ところで、今年度RI会長のバリー・ラシン氏の提唱されるRIのテーマである「イン
スピレーションになろう」と、6つの「地区運営方針」ついては再来週のガバナー公式
訪問時に、脇ガバナーから詳しい説明があると思いますので、ここでは過去7か月間の
ガバナー補佐研修中に私が学んだことのうち、いくつかのお話をさせていただきます。

 まず、これは何年も前の多地区のガバナーが経験されたお話しです。
 その方が公式訪問の際、宿泊した処で、マッサージを呼んだそうです。そして施術中に
「ロータリーのことを知っていますか」と聞いたところ「知っていますよ。お客さんのよ
うな結構な方々のお集まりだそうで、この間も盲人用の白い杖をいただきました」と。
 そのガバナーやや安心して「ところでロータリーのことはどう思いますか」と重ねて聞いた
ところ、「白い杖は方々から貰って、もう5本も溜まりました。杖をくださるのもいいが、
交差点で手を引いて渡してくれた子どもさんの方がずっとありがたかったですよ。」と。
 モノ不足の時代には金品を贈るだけでも十分喜んでもらうことも出来ました。しかし、
豊穣のこの時代にはもはや財布だけの奉仕には一向にありがたられず、むしろ一種の
侮辱として反感さえも買うことがあります。問題は財布の中に善意がどの位入っているか
にあります。老人ホームへ大画面のテレビを贈るよりは、クラブの会員が自らホームを訪問
して老人達の話相手になる方が、ずっと立派な奉仕になるのではないでしょうか。

 世間では、いや一部の会員の間にさえ、ロータリーは団体として奉仕する、すなわち
寄付団体と心得ている人がおります。ロータリーは奉仕をする団体ではなく、奉仕を志し、
これを実践しようとする人々の集まりです。ロータリーが協会とか組合とか云わずにクラブ
と名付ける理由はここにあり、そもそもクラブというのは同好者の集まりの意味であって、
団体として事を行うのが目的ではないということです。
 少し理屈っぽくなってしまいました。もちろん一人ではやりにくい奉仕もあります。
又、どこに奉仕が必要か、これに対してどのように奉仕すべきかなど、ロータリークラブ
は奉仕への調査研究機関であるとともに、地域の指導者であるロータリアンに対する奉仕
への訓練期間であるとも言えます。そして、このように考えることによってロータリーの組織
やその運営に関する疑問も、少しずつですが解けてくるような気がします。

 横須賀南西クラブは、皆様「一人あたりの」寄付額において昨年度ロータリー財団
への年次寄付額が、目標200ドル以上に対して110ドル(55%)、ポリオ撲滅が、目標
40ドル以上に対して21ドル(52.5%)、そして米山奨学会へは、目標20,000円に対して
12,000円(60%)と云う結果でした。
 これも色々な立場で会員になられている方々お一人お一人の、個人のお財布から捻出さ
れた真のロータリーアンの行動の結果だと思います。すなわち、これらの寄付を「やらされて
いる」という「義務」感からではなく、ロータリアンにだけ与えられる「権利」の行使として
捉えた方々の結果が数字として表れたのだと考えます。

 次に、これらの寄付の中で、ポリオ撲滅について少しお話しさせていただきます。
 ご承知のように1985年にポリオ・プラスプログラムを開始して以来、ロータリーは
ポリオ撲滅を組織の最優先項目としてきました。活動開始には35万件以上のポリオの
発症数でしたが、世界ポリオ撲滅推進計画におけるユニセフのようなパートナー組織との
協力も開始して以来、122ヶ国25億人以上の子どもに予防接種を行い発症数は99.9%
減少しました。
 そして今や、あのビル&メリンダ・ゲイツ財団も多額の寄付に貢献しております。
 1979年9月29日ロータリアンとフィリッピン政府関係者が見守る中、マニラ市内
の子どもたちを対象をするポリオ予防接種を開始したのが、ロータリーのポリオ撲滅
活動のそもそもの始まりで、その6年後にロータリーがポリオプラスキャンペーンを発足
させてのですが、そのキャンペーン発足の3年前の1982年に、今年度のRIのテーマである
「インスピレーションになろう」という発想で、ポリオ撲滅活動の大きなきっかけを作ったのが、
実は日本人ロータリアンであったというお話しはあまり知られいません。

 東京麹町ロータリークラブの会員であった山田彝(ツネ)氏は、富士ゼロックス社の
役員でした。山田氏は富士ゼロックス社在籍中、外国語が非常に堪能だった為、アジア
担当の総責任者として活躍されていたそうです。
 様々なロータリー活動に参加する中、1982年に国際ロータリーインド3H麻疹免疫
プロジェクトのボランティアに選ばれ、南インドで約1か月間奉仕活動を行い、RI会長から
個人表彰を受賞していますが、その時期に、ポリオに罹り手足がマヒした少年を
たまたま見かけて、大きな衝撃を受けたという話が伝わっています。

 夜遅くまで続いた会議の帰り道。夜だったので暗くて周りがよく見えなかったが、
何かカサカサ物音がした。その方に目を向けると、犬や猫がエサを漁っているのか・・・、
もっと目を凝らして見ると、月の明かりでぼんやり見たのは、見たこともないような動物が
こちらに近づいてくる。それは、一瞬まるで昆虫のクモを大きくしたような化け物にみえた。
 しかし、よく見ると何と人間であり、芝生の上を痩せ細った少年が、ポリオに感染した
ために手足に重い後遺症が残り、両足で歩けず、足の膝と腕の肘を使い一生懸命に
歩いていることとわかりました。
 その瞬間、山田氏は動物と何かを勘違いした自分が恥ずかしくなり、自己嫌悪に陥った
と話しています。そしてこの時、一人の人間として、ロータリアンとして、何としても幼い
子どもがこんな病気に罹らないようにしてあげたい。このような子どもは、今後一人でも
出してはいけないという強い気持ちに襲われ、この奉仕に貢献しようと心に誓ったそうです。
 これが日本人である山田彝 氏がポリオに一生を捧げるきっかけとなり、山田氏と同じ
麹町ロータリークラブの泌尿器科医師の峰英二氏と共に何度もインドを訪れ、ポリオ撲滅に
尽力されました。しかし、お二人はポリオ撲滅活動のためのインド滞在中の1988年から
1989年にかけて、風土病に罹り、志半ばで現地で相次いで亡くなられました。
山田氏64歳、峰氏69歳でした。

 今年度ポリオ撲滅の寄付目標は前年同様、会員一人あたり40ドル(約4,500円)です。
募金は強制ではありませんが、そのように捉えらわれているロータリアンがいることも事実です。
しかし、まだまだ資金が必要です。今、申し上げたようにポリオ撲滅運動を身をもって実行に
移したのが二人の日本人であり、同じ日本人として山田氏・峰氏の偉業を少しでも早く実現
するためにも、そして彼らの後輩であることを誇りに思われるならば、ぜひ一緒にポリオ撲滅
にご協力いただければ幸いです。40ドル・・・4,500円といわず、1年に一回5,000円札1枚
を、ポリオ撲滅に役立てるという「権利」の行使をしていただけませんでしょうか?
「あと、少しです。」

 ところで、今年度のテーマは「インスピレーションになろう」ですが、どうしたら先程の
二人の日本人ロータリアンのように、インスピレーション(それを実現したいという意欲を
高めること)になれるでしょうか?
周りの人たちに「頑張って力を発揮しなさい」と説いても、なかなか相手の気持ちには
届きません。でも、もし困っている人たちの役に立とうと一生懸命に活動している人たちの
姿を目のあたりにしたらどうでしょうか?自分でも何かできることをしなくては!
という思いに駆られるのではないでしょうか。それこそが「インスピレーション」なのでしょう。

他者へのインスピレーションになるためには、ときには自らの行動を持って示さなければ
なりません。ときには自分の言葉で感動を語らなければなりません。
 ロータリーでは最近「変化」という言葉をよく耳にします。一つは、ロータリークラブ
自体の変化が言われています。もう一つは奉仕活動により、世界を住みやすい場所にする
ための持続可能な良い変化です。
 今、ロータリークラブに与えられた課題は、それぞれのクラブが5年後、10年後にも
生き生きと元気であるために、今から自分たちのクラブが何をしていく必要があるのかを
考え、それを実行していく事です。同時に世界をより良い場所にしていくために行動する
ことです。

南西クラブは今年度の長瀬会長の活動方針の1番目が、「クラブの規模、あり方を
将来見据えて検討する-5年後25名・内女性3名」と明確に打ち出し、7番目に、
「地区方針の履行」と締めていらっしゃいます。
 そのためには、会員とクラブが、クラブと地区が、地区とRIが、いつもつながって
いなればなりません。今年度の脇ガバナーは、この地区内の「つながり」をとても
大切なものと捉え、クラブの体質の強化と増強が不可欠と考えていらっしゃいます。
 諸先輩方はともかく、私のようにアッという間に20年を過ごしてしまうことのないように、
会員の皆さんは是非ともロータリーライフを楽しんでいただければと思います。
 それには通常の例会には必ず出席できるように心掛け、叶わぬなら、他クラブへ
メークアップをして、自クラブ内の活動だけでなく、地区の主催する様々な委員会のセミナー、
地区大会、地区研修協議会、IMといったプログラムにさらには来年6月にドイツのハンブルグで
開催される、世界大会にも時間の許す限り積極的な参加をお勧めします。


「参加」は「強制」でも「義務」でもなく、ロータリアンだけが享受できる「権利」の行使です。
会費納入は「義務」の一つですが、先程も申しましたように「寄付」はロータリアンだけが
行使できる「権利」です。
最低限の「義務」を果たした上で、ロータリアンとしての誇りを持って、ロータリアンならではの
「権利」の行使をしていただければと思います。
 これからの1年間、共に学び、共に向上できますようお付き合いの程、よろしくお願い申しあげます。

ご清聴、ありがとうございました。

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