2780地区ロータリー情報セミナー
日時 2006年10月7日( 14:00〜16:30
場所 藤沢産業センター6階 研修室1・2・3

司会

R情報委員 鈴木  一雄(横須賀南RC)
1.ガバナー挨拶 ガバナー 西田        隆(座間中央RC)
2.出席者紹介、スケジュール説明 R情報委員長 石井  鴻平(茅ヶ崎湘南RC)
セミナー
1.ロータリーの組織について R情報委員長 石井  鴻平(茅ヶ崎湘南RC)
R情報副委員長 脇  洋一郎(茅ヶ崎湘南RC)
2.ITの現況について R情報委員 長谷川 洋平(大和RC)
3.DLPについて R情報委員 渡邊  義治(厚木中RC)
4.CLPの採用について
   「RI日本語サイト ダウンロード」
   クラブ・リーダーシッププランへ
R情報副委員長 脇  洋一郎(茅ヶ崎湘南RC)
5.質疑応答 16時30分閉会

                       
ITの現況について
                       
                       
                       
        ロータリー情報セミナー  
                       
                       
        RID 2780 ロータリー情報委員会
        2006/10/7  藤沢産業センター6F
                     

                       
  ロータリーと
  Information Technology
  RIでは2001年規定審議会にて採択され、
定款および細則で規定され、その活用を
推奨している。
                       
  ITを活用することで様々な委員会活動を
サポートしロータリー活動全般で
合理化・効率化を図ることが出来る。
                       
                     

 

                       
  IT化するメリットとは?
  情報は「共有」 「公開」 「一元化」
                       
  限られたリソースによる最大限の効果
一度作成された文書はクラブの資産となり
二度目以降は半分以下の作業量で利用可能
                       
  次世代に向けて
若い世代では、すでにこの分野を活発に活用
しており、新会員の勧誘やロータリーの理解
に有効。
                       
  シングルソース マルチユーズ
一元化されたデータは入力・閲覧・参照・保守
の全ての段階で活用でき安価で信頼性が高い
                     

                       
  ペーパーレス
  コストダウンだけではない効果
                       
  必要なのは情報
紙そのものではない、結果・・・印刷費用や
通信費、管理費の削減につながる。
ある保険会社の取り組みでは、その発生から
破棄までのコストが1/100に圧縮。
                       
  会員1人1年間で立木2本
一般的なロータリー活動で1年間に配布される
資料はA4で約2,000ページ
これは樹齢30年の立木2本に相当します。
                       
                       
                     

 

                       
  え?そうなの?しらなかったヨ
  ありがちな勘違い
                       
 

パソコンを導入=IT化
間違いです。コンピューターを使って初めてその
効果を発揮します。管理担当を選任し多くのこと
に活用して下さい。
                       
 

Webサイトを作成=IT化
間違いです。情報は適正に管理されてこそ意味
があります。「作りっぱなし」はかえって混乱を
招きます。
                       
 

個人情報が流失するのでは?
Webを使って銀行のお金を動かせる時代です。
正しい管理と適正な運用でメリットだけを享受
して、リスクを回避できます。
                     

                       
  隣の芝は・・・
  ITへの取り組み現況
                       
 

パソコンを活用しているクラブは9割。
事務局まではメールが使え、
3割のクラブでは会長・幹事共にメールが
使えます。
                       
 

約半数がWebサイトを開設しており、そのうち
6割は活用されている。
                       
                       
                       
                       
                       
                       
                     

 

                       
  活用を推進すべき技術
  WWW インターネット

クラブ管理・運営
  親睦活動・家族 イベント告知や申込みアルバム
  クラブ会報 地区・姉妹・近隣クラブへの配布
  広報・雑誌 活動のPRや報告
  ロータリー情報 最新情報の共有や履歴の蓄積
  スマイル 写真つきのスマイル

奉仕プロジェクト
  職業・社会 調査や活動のPR・報告
  新世代 よりスムースなコミュニケーション
  国際 寄付統計や姉妹クラブ交流、翻訳
                     

                       
  活用を推進すべ技術
  E−Mail
                       
 

新しい連絡の手段として
時間や相手の都合を気にすることなく、連絡が
出来、書類・写真・ビデオなどの様々な情報を
添付可能。
                       
 

情報配信手段として
メールマガジンなど、定期的な情報源としての
活用と、それを応用した誘導や情報収集。
                       
                       
                     

 

                       
  活用を推進すべき技術
  便利なソフトウェアやツール
                       
 

市販のソフトウェア
ワープロや表計算、プレゼンテーション管理など
便利なソフトが安価で市販されており一般に
浸透してきている。
                       
 

RIが制作、無料配布しているRI_CAS
クラブ管理に必要な会員、出席、行事、募金
郵便、さらに様々な報告作成などの管理機能。
クラブ運営に必要な簡便な会計処理機能が
盛り込まれている。
                       
                     

                       
  知っておきたい
  IT化するときの重要なポイント
                       
 

ITそれだけではロータリーとはいえません。
既存の委員会や同好会など様々な活動に
利用されて初めてその効用を発揮するものです。
協力や協調を大切に。
                       
 

出来るところから少しずつはじめ、会員間に格差
を生じないように、なるべく全会員がその効用に
触れる機会を演出することも大切です。
                       
 

より多くの会員が活用し、参加できるように
強要するのではなく、共用を目指す。
                     

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  知らなかったでは済まされない
  IT活用上のモラル、マナーについて
                       

ウィルス対策
メールやWebサイトなどにより感染し伝染します。
対策をしっかりして被害を受けないよう、防衛して
下さい。

権利侵害
メールやWebサイトからの文書、画像、映像情報は
2次利用が可能なため大変便利。反面、作者の権利
を侵害しやすい為、常に留意が必要。
主に著作権、肖像権、電子配信権などです。

名誉毀損・侮辱・誹謗・中傷・・・
掲示板や最近ではブログなど参加型のサイトも増えて
きていて楽しいものです。ITでは相手の表情がわから
ない分、ふとしたことで相手を傷つけてしまうことが
あります。モラルやマナーに気をつけて下さい。
CICOやIT担当者が中心となり、正しい知識を指導
して下さい。
                     

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  一緒に築きましょう
  ロータリーとITの今後
                       

技術的には今後まだまだ発展します。
より簡単に、そして便利になって行きます。
例えば、テレビ電話のようなものを使って例会への
仮想出席や姉妹クラブ交流などは、もうすぐそこまで
来ています。
                       

ロータリー活動においてITを避けるのではなく、より
活用し、それにより生じた時間をロータリアンとして、
よりクリエイティブなことに充てましょう。
                       

社会の変化に追随し、指導者として先導すべく
積極果敢に挑戦してください。
                       
                       
                       
                     

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