第1193回例会
2002年7月8日(月)
◎合唱 「手に手つないで」
◎会長報告 *ガバナー事務所より、アジア会議開催通知受領。
*ガバナー事務所より、社会奉仕・環境保全セミナー開催通知受領。
   7月23日(火) 14:00〜16:30 藤沢産業センター8F
◎幹事報告 *ロータリーの友受領。

出席報告

会員 出席 欠席 本日の出席率 前週メーキャップ前  前週メーキャップ後
  37名 29名 8名 78.38% 83.78% 83.78%
◎ニコニコBOX
掛田  侑男君 本日のクラブ協議会皆様よろしくお願いいたします。
栗田  秀樹君 入会祝をいただきました。ありがとうございます。
小山田 仁己君 小暑、本格的な夏が欲しいものです。
竹島  正毅君 夏ですね。皆様元気に。
綿谷     透君 本年度もよろしくお願いします。
西塚  五郎君 いつもお世話様です。
藤原  康平君 いつもお世話様です。
片山  軍二君 クラブ協議会 卓話楽しみにしています。
渡辺  佑一君 7月15日ガバナー訪問 二次会よろしくお願いいたします。

本日計 12,000円 累計 86,000
◎委員会報告
*三橋親睦委員長
夏期家族会の件で、例会終了後委員会を開催しますから委員の方は残ってください。
◎クラブ協議会
「本年度クラブ運営について」
*会長 掛田侑男会員  【本年度委員会組織表、年間活動計画及びプログラム提示】
ロータリーの綱領第1に「奉仕の機会として、知り合いを広めること」とあるように、基本的な理念に基づいて、
会員の増強に邁進し、業務を通じて、社会奉仕に努力して行きたいと思います。
また、一年間の目標としましては
1. クラブ年会費の見直し。
2. 四大奉仕活動については、当面一活動に絞り込む。
3. 会員増強。
クラブ年会費の見直しは、たとえば現在27万円の年会費を3万円下げて24万円にして、その代わり、誕生祝、
夫人誕生祝、入会祝のニコニコBOXの復活をして行きたいと考えております。 
また、四大奉仕活動については、当面一活動に絞り込んではどうかと、案として考えております。
会員増強の定着の意味において、新会員の会を作り、三橋会員にご指導をお願いして、
新会員のレベルアップに努めたいと思います。
01〜02年度におきましては、西田会員が5名の増強に努められ、地区協議会の中で
第二位に表彰されました。誠にうれしいことと思われます。
本年度におきましても、なお一層の努力をして行きたいと思いますので、
皆様よろしくご協力くださいますようにお願い申し上げます。
*幹事 宮本清志会員
今年度は、新会長の希望通り会費の値下げを行うことになりました。また、ガバナーの公式訪問の方法も
可成り変わりました。
一年間よろしくお願いします。また、各委員長さんには忌憚のないご意見をお寄せください。
「ガバナー公式訪問について」
*副会長 坂倉 五佐男会員
ガバナー訪問時約一時間の質疑応答の時間があるが、質問内容を予めガバナー補佐にFAXしますので
各委員長さんは要点を発表してください。また、活動方針等もお願いします。
坂倉クラブ奉仕委員長
交換留学生の選定方法、派遣クラブ、派遣家庭の義務等について。
大橋社会奉仕・IT委員長
社会奉仕については7月23日のセミナー後方針を決めたい。IT委員会の位置づけ等について。
渡辺重博新世代奉仕委員長
会員として、ガバナーの今年度における地区運営の従来と異なる点。
職業区分の基本点。
ローターアクトの人の激減について。
西田職業奉仕委員長
今年度は長瀬にある運輸省の技術研究所研修を予定している。
栗田国際奉仕委員長
掛田会長の希望に添って、他の三奉仕委員会と密接な連携をとって活動して行きたい。
井上祐一ロータリー財団委員長
本年度は3名の方に入ってもらいました。11月は財団月間なので地区からどなたかお出で頂いて、
財団について勉強したい。
永井米山奨学委員長
昨年までは普通寄付金は一人あたり5千円でありクラブの予算に入れてもらっているが、
地区からの要望は2万円であるので最大の努力をしたい。
山王GSE委員長
事業及び専門職業に携わる優秀な青年との交流であるが、クラブとしての対応ではなく、
分区の対応なので分区からの要請に基づいて協力して行きたい。
刀禰出席委員長
出席率のボーダーラインの問題。出席率向上のため皆さんと考えて行きたい。
綿谷クラブ会報委員長
会報の質と内容及び発行回数はクラブにより濃淡がある。地区としての基準があるか。
三橋親睦委員長
活動方針としては、基本に帰って節度のある楽しいクラブ作りに貢献したい。
新会員の会を8月頃立ち上げたい。
家族会、クリスマス会等楽しい例会、クラブ作りに努力するので皆様のご協力をお願いしたい。
鈴木弘明プログラム委員長
今年度は卓話の回数が29回ある。どう卓話を楽しむか。予算との関連で厳しい。 
GSE、財団奨学生等に卓話を依頼する場合申し合わせ事項として1回1万5千円位と交通費がかかる。
ガバナーに相場について尋ねてみたい。
皆さんにも卓話をお願いします。
◎連絡事項
掛田会長
*時間の都合で全部の委員長さんが発表できませんでしたが、7月15日の本番でお願いします。
*岡田会員から6月に退会届が提出されました。残念ですが本日をもって退会となりました。
宮本幹事
*7月15日は12時30分から通常の例会。ガバナーから卓話を頂く。
   13時40分頃から約1時間質疑応答。
◎THE ROTARY−NO−TOMO JULY 2002 VOL.50 NO.7より
『命を育て心を結ぶ―子どもたちは今』 2002年3月2日 第2670地区 地区大会講演要旨<抜粋>
四国綜合教育研究所所長 横川 遊亀壽(よこがわ ゆきとし)さん
今一番大事なのは命の重さです。今の子どもたちに一番教えなければいけないのは、
その子自身の命の重さではないか。「お前がそこにいることが、とてもすばらしいことだよ。
尊いことだよ。うれしいことだよ。」ということを、お母さんはなぜ言わないんだろう。
お父さんはなぜ言えないんだろう。それが、教育の出発なのに、と思います。
私は、現在の学校の荒廃を救えるのは、親でもなければ、地域社会でもない、
命をかけた教師の力だと思っています。
私たちがやらなければならないのは、相手を変えることではなくて、自分を変える
ことではないでしょうか。学校へ行けない子どもを変えるのではなくて、迎える学校が
変わり、一緒に歩いていく大人が変わらなかったら、子どもたちは永遠にその重荷を
背負うのではないでしょうか。
いい学校を出たとか、教え方が上手だとか、それ以上に大事なことが、先生には
あるのです。
それは、子どもたちの心をぐっとつかまえて、たった一言でいいからガーッと揺さぶる
先生です。
大人では理解できない場合もあるのです。だから、子どもが「あの先生がいい」と
言ったときに、大人が夢を消さないようにしてほしいと思います。
一番大事なのは、人間の生きざまを教えることです。
今、なにが問題なのかといいますと、基本的なしつけ。人の話を聞くときは顔を見て
聞きましょう、うなずいて聞きましょう、終わったら拍手をしましょうというのは、「礼儀」です。
だったら小学校一年生の子が勉強するときに、なぜ教室の中を走り回るのか。
一番大事な基本的生活習慣のしつけができていないからです。
このしつけを身につけさせれば、おそらく、今ある問題の3分の2は解決するのでは
ないかと思います。
人間には人権があります。しかし、人権というのは、そのままあるものではありません。
あるには違いないけれど、黙っていたら、誰も認めてくれないものです。
主張しなければいけないのです。
そして、みんなが自分の人権を主張すると、必ずかみ合わない。個人個人が違うから。
だから、そのかみ合わない、みんなの主張を、みんなこの辺りで抑え合いましょうと
いうのが義務です。
その義務をきちんと教えなくて、なにが自由ですか。なにがしつけですか。
だから、しつけが身につけば、ある程度、解決できるのです。
しつけは学校ではできません。親がやって見せて、こどもにやらせるものなのです。
今、子どもたちが抱えている問題は、人と人とのかかわりの中でどう生きていくかということです。
ですから、なるべく小さなグループをつくったり、集団をつくったり、縦割り班をつくったりしながら、
一緒に暮す体験をさせることです。
それと同時に、最近は言葉の量が非常に少なくなりました。
だから、なにか長い話をすると聞き切れませんから、「ムカつき」というのが起こるのです。
そして、自分の思いをぶつけようと思ったときに、ぶつける言葉が見つかりませんから、
「キレる」という現象になってしまうのです。
ですから、私たちは、あの子どもたちと一緒に歩きながら、一緒に動作をしながら、
顔を見ながら、うなずいで聞いてやりながら、感動してやること。
これが、これからの本当の教育ではないかと思います。

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