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*四半期に一度は各クラブを訪問することになっているのでお邪魔した。 |
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*IMが無くなったため、分区内の会員がお互いに知り合う機会が無いという意見が多いので、 |
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2月7日(金)に横須賀商工会議所でIMに変わる会議を予定している。 |
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*青少年交換学生の応募については、12月26日締め切り、 |
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1月14日ガバナー事務所の締め切りです。 |
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前回の分区三役会で選考は分区で行うことになったので地区に話をした。 |
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三浦クラブが未だ青少年交換学生を出していないので、その方向で努力したい。 |
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*財団のポリオ撲滅資金については、世界で8,000万ドル不足し、 |
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20%
1,600万ドルが日本の負担となり一人当たり150ドルの募金活動が必要となる。 |
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財団書物によれば誓約書を書けば3年間で1年50ドルずつの納入も可能ですが、 |
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ガバナーは年度内納入の意向のようです。 |
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◎卓話者紹介
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鎌倉中央RC仲田 昌弘様 |
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*留学生については、一時は14〜5名でしたが、現在は7〜8名です。 |
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目標一人2万円ですので財団への協力をお願いします。 |
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*卓話者岡田泰介君は相模原南RCの推薦で1998年〜2001年の国際親善奨学生として |
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スイスのローザンヌ大学博士課程で古代ギリシャ経済史を専攻しました。 |
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現在は立教大学及び学習院大学で教鞭をとっています。 |
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*これからもロータリーのために、続く留学生のために役に立ちたいと申しております。 |
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未だ37才で大変多忙のようですが学友会の幹事も引き受けております。 |
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また、ロータリーをよく理解し、感謝の気持ちを持っています。 |
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◎卓話
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ロータリー財団学友生 岡田 泰介様 |
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ローザンヌという町について。 |
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*スイスにはフランス語圏の州として、ジュネーブ、ヌーシャテル及びボーの三つの州があり、 |
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それぞれ西の端に固まっております。 |
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ローザンヌはボー州の首都であり、IOC(国際オリンピック委員会)の本部がある町でもあります。 |
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*ヨーロッパ最大の淡水湖であるレマン湖ほとりにあり静かな町です。 |
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A
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スイスの言語事情 |
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*スイスには公用語が四つあり、ドイツ語、フランス語、イタリア語及びレトロマン語で |
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平等に扱われています。 |
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レトロマン語は人口の1%が使用しています。 |
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*実際には、2/3がドイツ語を使っています。キャリアを積もうと思う場合は |
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特にドイツ語が不可欠です。 |
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*ドイツ語にも標準ドイツ語とスイスドイツ語があり発音が全く違います。 |
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*スイス社会は根回し社会であり、公式の場で決まることは事前に非公式に決める習慣がある。 |
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そのような根回しはスイスドイツ語が使用される。 |
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*言語教育が旨くいっていないので英語で意思疎通をする場合もあります。 |
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B
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ホストクラブの紹介。 |
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*ローザンヌは人口12万弱ですがロータリークラブが二つあります。 |
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ホストクラブの紹介を兼ねながら、現代スイスの世情スケッチをしてみたいと思います。 |
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*クラブの会員数は100名以上で女性会員はいません。 |
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現在入会を検討中です。スイスのクラブは男社会といえます。 |
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*会員の顔ぶれは大銀行の支店長、レマン湖を運行する船会社の社長 |
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及びボー州の文部大臣がおりました。 |
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*会員の中に日本のスイス大使館に17年間勤務した元外交官がいましたので |
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フランス語等で大変お世話になりました。 |
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*会員に軍隊の階級を持った人が多くいました。将校の階級は社会的ステータスのようです。 |
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スイスは職業軍隊は持っていません。 |
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20才〜40才まで兵役の義務がありますが、年に2〜3週間の訓練があり、後は自宅待機です。 |
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C
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フルリエでの懇親会出席の経験。 |
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*ヌーシャテル州のジュラル山脈南麓の12の村の中にフルリエロータリークラブがあり、 |
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毎年財団留学生を招いて1泊2日の懇親会を実施している。 |
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*フルリエの地場産業は以前は時計だったが、今はボール紙で、 |
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その会社の社長がロータリークラブの会長をしていた。 |
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*最初の年の1月に5人の奨学生が招待され、ロータリアンの家に1泊ホームステイした。 |
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*フルリエのクラブの会員構成は医者、弁護士、公認会計士等であり、女性はいない。 |
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会員は20名位でした。 |
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*自分がホームステイした会員は医者で、妻は弁護士、子供二人はハイチからの養子でした。 |
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子供達もフランス語を十分に習得し社会に溶け込んでいました。 |
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*フルリエのような田舎でも国際化の波が押し寄せ途上国の子供を養子にしている人も |
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何人かいました。 |
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*懇親パーティは会員経営のホテルのレストランで行われ地酒やホンリュウ(しゃぶしゃぶ)が出ました。 |
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奨学生はそれぞれスピーチが要求され、スイスに行って3〜4ヶ月目でしたので、 |
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フランス語で訥々と挨拶しました。 |
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D
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終わりに。 |
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*留学先のローザンヌでの経験を紹介しながら、現代のスイスの世情をお話ししましたが、 |
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お役に立てば幸いです。 |