国際ロータリー第2780地区広報委員会・研修会

日時2007710日()  14:3016:30

場所藤沢産業センター8F『情報ラウンジ』

〜プログラム〜

1.開会並びに司会進行 広報委員長 高橋秀行

『外部の方の、辛口の話を聞き、今日、学ばれたことを役立ててください。』 

2.出席者紹介     地区副幹事 加藤元章

3.ガバナ一挨拶    ガバナー  小佐野圭三

  『本来ならば、広報セミナーとするべきところ、今回は研修会として開催します。
何の為にロータリークラブが有るのか?ロータリーの意義を学んで頂きたい。
地域の方にロ−タリーが良い活動をしていることを理解してもらう。
クラブに持ち帰り役立ててください』

4.講演        フジ・サンケイグループ

           潟Gフ・シージー総合研究所

           情報調査部長  山本ヒロ子

『マスコミから見たロータリー活動』

       「広報は目配り、気配り、足配り」

広報活動の重要性と、

マスコミから見たロータリー活動〜

1、広報活動の重要性

◇広報の積極展開によりロータリークラブの顔、姿が見えるようにする、日ごろからクラブ内外への広報活動を展開

◇広報はファンづくり、ロータリークラブのファン、理解者をつくろう

◇ライオンズクラブ、キワニスクラブ、JCI(目本青年会議所)などとの差別化を図る

 

2、マスコミから見たロータリークラブの認識度(知人のマスコミ関係者に尋ねてみました)

◇世界的な組織で、世界的理念のもとに活動している

◇地域社会でのコミュニケーションをはかり、地域と密着した活動を展開している

◇休日を利用して、地域の清掃作業(空き缶拾い、草刈りなど)や、ボランティア活動に従事しているクラブが多いように思う

◇しかし、実際にはどんな活動を行っているのかよく分からない

◇広報委員会があると聞いているが、どのような意識、組織のもとに、どのような活動を展開しているのか見えてこない

◇信号機や車椅子などを寄付したりしているという話は聞いたことがあるが、信号機にロータリークラブと明記されていることもなく、
それだけに、われわれにとっては身近な存在とはいえない

◇寄付というよりも、自分たちで汗を流さないとダメ

◇子供たちが企画している音楽界などイベントの手伝いをするなど、魂が入った活動を望みたい

◇安全で安心な街、社会づくりの支援をお願いしたい。そのためには、防犯団体や、交通安全協会と提携するのも一つの方法では

◇寄付行為だけでなく、自分たちで汗を流して地域に貢献することが大事。そうすれば、顔が見えてくる。

◇世界中のロータリークラブがポリオ撲滅に貢献しているという話は初めて聞いた。 広く一般に知らせるべき

3、どのようにしたらロータリークラブの活動が一般社会に認識、理解されるか

◇マスコミの理解を得る

・ニュースリリースの発行

・記者懇談会の開催

・マスコミヘの戦略的アプローチ

◇地域杜会の信頼を得る

・ホームページの充実

・懇談会の開催

・講習会の開催

◇社会とともに生きる

・児童の心身育成

・教育への支援

・音楽、文化の振興

・医療の振興

4、具休的な広報活動について

◇いま、マスコミが飛びつくのは『K』つく言葉です

@環境〜環境にやさしい商品

A健康〜身体にいい商品

A金〜リーズナブルあるいは超高級品、あるいはお手ごろ品

B子供〜子供にも受け入れられる商品

C介護〜お年寄りにやさしい商品

D教育〜食育

◇人を通じてPR

@担当者の声、苦労話

Aトヅプインタビューを通じてPR

B「FujiSankei Business i」連載、「トップ広報のツボ」欄を通じて、商品を広報部長からPR

◇情報発信先の見直しを

@まず、記者クラブ

A社会部(第一社会面・コラム欄)

B文化部

C論説室

Dテレビは各局とも、報道番組と生活情報番組から構成

E取材、カメラは番組ごとに決定

Fフジテレビのケース「めざましテレビ」「とくダネ!

「わかっ てちょ一だい」「笑っていいとも」「スーパーニュース」「ニュースJAPAN」など

G生活情報番組の場合、番組ごとにプロデューサーにニュースリリースを発信

H報道番組の場合、経済部、社会部デスク宛に発信

◇新聞は日経だけではない

@テーマによって媒体を使い分けたい

A全国紙、ブロック紙、地方紙

Bスポーツ紙、夕刊紙

C女性誌(含週刊誌)

D栄養関連雑誌

Eテレビ局も情報を求めている

◇記者発表、会場にひと工夫

@外部のクッキングスクール、調理を兼ねて

(例、東京、大阪、ほか地方都市、熊本の場合「熊本目目新聞」、地元テレビ局が取り上げてくれる)

A話題のレストランで昼食を兼ねて

(例、六本木・東京ミッドタウン、表参道ヒルズ、新丸ビルレストラン)

5、結び

◇広報は、ロータリークラブと社会、社会と人、クラブ内では、人と人の心に橋をかけるもの

◇広報のキーワードは、“目配り気配り足配り

  “目配り〜 社会の中でロータリークラブがどういうポジションにあり、「いま、何をしたらいいのか」、見渡す目のこと。

気配り〜「いま、やらなくてはならないことは何か」「優先順位は何か」という気配り

足配り〜足でかせぐということ。足まめに出かけていってコミュニケーションをはかるということ。

〈休憩〉

5.IT化について     lT 委員長   西山利春  

『広告と広報の違いは、広告は不特定多数に発信されます。広報は時として、受信者が発信者に変わったりします。
ポリオ撲滅活動PR、ミャンマーのマイクロクレジット活動のPR、マイクロクレジット活動は会員の中にも知らない会員もいます。
外部の人からみたら私たちロータリアンはこんな風に見られているのでは無いでしょうか?
(左の顔)角張った四角い顔、聞こえなそうな小さな耳、
右の顔のように見られたい、笑顔、RIのロゴの入ったCAPをかぶり、多くの情報を聞ける大きな耳。
会員への情報発信もFAXで流せばそれなりのお金がかかります、ITを活用して、多少なりのお金を浮かして、
他のことにお金を使う、ITに詳しい人から見れば、それはITではないと言われるかもしれない。
一年間、宜しくお願いします。』

6.雑誌について     雑誌委員長   奥津光弘

  『今年は茅ヶ崎湘南RCの神崎会員がロータリーの友の委員長です。7月号の1ページを飾っています。是非、目を通してください。
友は各国の駐日大使館にも配布しています。
3年前に各クラブにアンケートをしました。
31のクラブで雑誌委員長が発表しています。毎月または、年4
回に分けて発表しています。
ロータリアンは読者では無く参加者になってください。』

7.その他

閉会       広報委員長   高橋秀行

出席者、地区役員、各クラブからの出席の会員、合計約100

当クラブブから 真木会員、安田会員が出席。

文責:安田 治

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