■卓話「
地区協議会報告U」 日時:平成22年(2010年)4月25日(日)
場所:神奈川工科大学 ホスト:綾瀬RC |
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真木 英一会員 |
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クラブ広報部門 |
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●まず大切な事は、ロータリークラブについてロータリアンが外部に簡単に説明できるように |
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勉強しなければなりません。 |
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ロータリーとは何か。 |
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ロータリーは大きな影響力を持つ、世界最大の国際的な人道奉仕団体です。 |
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ロータリアンとはどのような人々か。 |
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ロータリーは事業・専門職務のリーダーと地域社会のリーダーからなる世界的 |
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ネットワークです。 |
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ロータリーとは何をする団体か。 |
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ロータリーは教育的及び人道的プログラムを通して、平和と国際理解を推進しています。 |
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世界からポリオを撲滅することが、ロータリーの最優先する人道的目的です。 |
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ロータリーと協同団体の活動によって、世界のポリオ患者数は99%減少しました。 |
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このような事をまずロータリーアンが自覚し、説明出来るように勉強すべきです。 |
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●広報委員会の第一の責務 |
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地域社会でクラブの奉仕プロジェクトや活動に対する認識を高めると同時に、 |
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ロータリーの価値観や功績についても伝えることです。 |
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地域社会の人々はメディアやほかの人から聞いた評価を通じて、ロータリーについて |
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知るようになるということを踏まえ、効果的な広報活動を行うことは、クラブの取り組みに |
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ついてクラブ会員とメディアに情報を提供することが不可欠です。 |
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例会だけでなく常時ロータリーの徽章の襟ピンの着用を徹底することが大きな広報活動 |
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となります。 |
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西田 金忠会員 |
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会員増強、 会員維持部門 |
会員増強・維持の現状と対象・・・リーダー 徳永
良輔(横須賀RC) |
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●各クラブへ配布済みの会員増強・会員維持の為の資料を有効利用して下さい。 |
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●横須賀RCでの取り組みは、職業分類表の見直し、女性会員の勧誘、 |
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例会場での席替え、年会費の値下げなどを行っている。 |
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ロータリークラブ退会防止の話・・・サブリーダー 高科 建治(藤沢南RC) |
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●20年間こども達の剣道支援を行っている。 |
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●足の悪い先輩会員を7年間例会場へ送り迎えをしている。 |
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●不況下ですが仲間を大事に、仕事を大切にしよう。 |
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●ロータリー家族や夜間例会で親睦をはかっている。 |
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会員増強のあり方・・・リーダー 佐野 英之(秦野RC) |
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●年会費を下げる |
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横須賀RC・・18万、藤沢西RC・・16万、葉山RC・・30万、逗子RC・・30万。 |
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●地区内で会員数20名以下は10クラブ、要注意。 |
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●会員増強はロータリーの最大の奉仕活動。 |
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対象者は元会員、法人会員、JC、公務員定年者、会社退職者、女性会員で |
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クラブ会長が率先して行う。 |
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●会員増強のための良いアイディア(事例) |
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横須賀RC・・一人ひとりの会員がしっかりとロータリー活動を実践する。 |
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逗子RC・・熱意しかない。地域から東京、横浜に勤めている会社役員をさがす。 |
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鎌倉北・・長く在籍してもらえるように親睦に力を入れ、クラブの雰囲気に気を使う。 |
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葉山RC・・葉山に新たに住居を移した方に積極的に声をかける。地元住民だけでない違う風が |
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入り、職業分類も多彩になる。 |
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鎌倉中央・・淡白に諦めずに3〜5年位、常に接近してゲットするといいです。 |
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藤沢西・・親しく交際を続けている他事業種の方々に、折に触れ勧誘する。 |
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藤沢東・・年2回増強目的のパーティーを開いている。 |
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藤沢北・・入会者選考は日頃多くの人と接触を持っている方を念頭に入れて選ぶといい。 |
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ふじさわ湘南・・入会候補者の勧誘方法を、折に触れ検討する。 |
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かながわ湘南・・財団学友、米山、RA、新世代などに声をかける。 |
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茅ヶ崎・・会員5名前後で組織する5人委員会を全会員で組織し、1名以上を推薦する。 |
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推薦者年間最多者を表彰する。 |
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茅ヶ崎湘南・・会員増強プロジェクトチームを昨年度作り、入会者5名。 |
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今年度は4名。3月に会議を持ち、年度内入会者を選定。 |
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年度末未入会者は次年度チームに引継ぎし、次年度入会を予約した人もいます。 |
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茅ヶ崎中央・・会員一人ひとりに会員増強の意識をもってもらい、例会時にインフォメーションを行う。 |
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相模原・・会員の住居や事業所所在地により、クラブを3つに分け、地区ごとに集会を |
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開催し新会員に関する情報交換を活発に行う。 |
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懇親の場では経験の浅い会員とベテラン会員の交流をはかる。 |
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相模原中・・取引先の経営者、大学の後輩などを誘う。 |
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相模原東・・ロータリーの知名度向上のため、全国規模でのイメージCM放映。 |
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プロサッカーチームへのスポンサー契約など。 |
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大和・・常時増強を意識してタイミングを逃さない。 |
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大和中・・ロータリーの例会などの見学を開催する。 |
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海老名・・各委員会で会員増強を訴え、検討する。JCに影響力のある会員の努力。 |
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海老名欅・・夜間親睦例会へオブザーバーとして参加する。 |
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秦野名水・・月一回の炉辺会合開催し、全員を三班に分け前半はP会長をリーダーに |
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勉強、後半の親睦会で質疑応答を行い、増強情報を話題として取上げる。 |
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平塚北・・独自の入会案内書を作成し、全会員が所持し、入会可能予定者に渡し、 |
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説明する。既に1名入会し、1名の入会予定者がおります。 |
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平塚南・・会員増強に関するチラシ(パンフレット)を作成、配布。 |
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平塚湘南・・会長自ら候補者と直接面談、対応。 |
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小田原・・地道に対象となる方に声をかけていく。 |
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湯河原・・外部に当クラブの組織、目的、活動状況等を広報宣伝し、理解してもらい協力を求める。 |
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会員の同業者から1名推薦してもらう。 |
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藤田 武会員 |
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職業奉仕部門 |
解り易い職業奉仕の理念・・・リーダー 竹内 万也(秦野RC) |
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●ロータリークラブ |
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寄付団体でも慈善団体でもボランティア団体でもない。 |
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ロータリーアンに奉仕の心を授け、倫理を提唱していく団体。 |
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●ロータリーの職業奉仕論の特徴 |
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・ロータリーの職業奉仕論は因縁論の世界 |
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・利己と利他の調和の哲学 |
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・ロータリーの職業奉仕論は商売の極意論 |
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「満足」という商品と「感謝」という対価 |
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「真実」という商品と「信用」という対価 |
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●倫理の分類 |
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取 り 組 み の 度 合 い |
正しいことをする |
自己を成長させる |
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正直でいる |
他人を助ける |
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公正でいる |
社会を改善する |
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約束を守る |
人間の尊厳を奨励する |
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法の精神に従う |
勇気をもつ |
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間違ったことをしない |
自己を維持する |
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詐欺行為をしない |
他人を傷つけない |
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盗みをしない |
社会にとって有害なことをしない |
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契約を全うする |
人権を尊重する |
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法の文言にしたがう |
思いやりをもつ |
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バリュー |
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正義 |
人間性 |
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●職業奉仕 |
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『行動に愛を込める』 |
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『最大を目指さず、最良を目指す』 |
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●商人の家訓(職業の倫理)・・社是 |
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近江商人・・「三方よし」→売り手よし・買い手よし・世間よし |
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三井家家訓・・「多くをむさぼると紛糾のもととなる」 |
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住友家家訓・・「名誉を害し、信用傷つくるの挙動あるべからず」 |
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四つのテストを主題とする・・・サブリーダー 成田 清(平塚西RC) |
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●Four way test |
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単数形であるのは、四通りの基準を一つずつクリアすれば良いのではなく、 |
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四つ纏めたものを一つの基準としてクリアしなければならないことを意味する。 |
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一. |
Is it the truth? 真実かどうか? |
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「事実であるかどうか」「嘘、偽りが無いかどうか」 |
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二. |
Is it fair to all concerned? みんなに公平か? |
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「すべての取引先に対して公正かどうか」 |
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三. |
Will it build goodwill and better friendship? 好意と友情を深めるか? |
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「信用を高め、取引先を増やすかどうか」 |
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四. |
Will it be beneficial to all concerned? みんなのためになるかどうか? |
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「すべての取引先に利益をもたらすかどうか」 |
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職業奉仕実践事例・・・サブリーダー 笠原 又一(藤沢北RC) |
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●ロータリアンとして品性を磨くには |
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・クラブの会合に積極的に参加(出席)し、 |
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・交友を深め(親睦)、 |
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・いろいろな職業の方(職業分類)と接し、 |
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・各々の経験・アイディアを交換(卓話などで)し、 |
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・あるいは実践道場を見学(職場訪問)し、 |
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・得られた知識を業務に活用(実践)する。 |
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●企業が社会に認められるためには |
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・社員(アルバイトやパートでも)が心をこめて製品の作製或いはサービスに |
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努められる環境を整えることをトップの使命とする。 |
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・その結果、顧客に満足してもらえ、プロフェッショナルとしての仕事の生き甲斐が |
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見い出される。 |
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・トップの努めは、社内・取引相手の種々の要求を真摯に受け止め、適切な対応を |
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することである。 |
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これによって、企業の継続的、発展的成長を期することができる。 |