例会日時 月曜日 12:30〜13:30
 例会場 湘南信用金庫北久里浜支店 2階
 事務所 〒239−0807  横須賀市根岸町3−3−18
  湘南信用金庫北久里浜支店内
  TEL&FAX 046−837−1211

E-mail:

yokosuka-sw-rc@dnsip.ne.jp

URL:

http://www.dnsip.ne.jp/~yokosuka-sw-rc
 会長 宮本 清志
 副会長 森     勇人
 幹事 大橋 昭夫
 会報委員長 大橋 昭夫
RIテーマ “Be a gift to the world
国際ロータリー会長
K.R.ラビンドラン
(
スリランカ 、コロンボ ロータリークラブ所属

第2780地区ガバナー
田中 賢三
(茅ヶ崎RC所属)

第1782回例会週報
2016年2月15日(月)
合唱 「それでこそロータリー」
ゲスト
横須賀植物会顧問
元小学校校長
神奈川・横須賀プロバスクラブ会員

八田羽 榮一様
 
ビジター
横須賀クラブ
高橋隆一様

 
会長報告
*ガバナー事務所より、「国際大会参加依頼」受領。
*ロータリー米山記念奨学会より、「ハイライトよねやま191」受領。
幹事報告 *横須賀・横須賀北クラブより、3月の例会案内受領。
出席報告
会員(内免除会員) 出席 免除会員の出席 本日の出席率 前週メークアップ前  前週メークアップ後
17名(10名) 15名 9名 93.75% 93.33%

93.33%

メークアップされた会員
第一グループ三役会→宮本会長、森副会長、大橋幹事
地区財団セミナー→森、赤木会員×2(1/23、2/9)

ニコニコボックス報告

1 高橋隆一様 今日はお世話になります。
2 宮本清志君 八田羽様、本日の卓話宜しくお願いします。橋様、ようこそ。
3 森勇人君 八田羽様、卓話よろしくお願い致します。高橋様、ようこそ。
4 大橋昭夫君 八田羽様、卓話よろしくお願い致します。高橋様、いらっしゃいませ。
5 井上祐一君 八田羽榮一氏を卓話者にお迎えして。ビジターの高橋さん、ようこそ。
6 菅原英明君 温かい日が続きましたが、また急に冷え込むそうで気を付けて下さい。八田羽様、スピーチよろしくお願いします。
7 菱沼正喜君 八田羽様を卓話者にお迎えして。
8 永井不士男君 八田羽先生をお迎えして。
9 佐藤明君 八田羽様、ようこそ。
10 西田金忠君 八田羽様、本日の卓話楽しみにしています。
11 坂本喬彦君 八田羽様、ようこそ。花は美しいですね。寒いような、暖かいような、変な天気ですね。
12 平野忠雄君 八田羽様、久しぶりです。卓話宜しくお願い致します。
13 新中宗光君 八田羽榮一様、ようこそ。本日卓話よろしくお願いします。
14 赤木慎一郎君 八田羽様、卓話ヨロシクお願いします。
15 長瀬弘君 八田羽先生、卓話よろしくお願いします。

前日計

346,029円 本日計 22000円 累計 368,029円
卓話「花の話」  横須賀植物会顧問、元小学校校長、  神奈川・横須賀プロバスクラブ会員  八田羽 榮一様様

1.花のつくり
 @花床(かしょう):花托(かたく)ともいう
  花柄の先で、花がついている部分。
 A萼(がく)萼片
  一番外側の花葉(かよう)。つぼみのとき、花を包んで保護する。
 B花弁(かべん)
  普通は大きくて色彩豊かな第二の花葉。花弁が離れている離弁花と合着した合弁花がある。
 C雄しべ
  葯(やく):花粉の入っている袋と花糸(かし)でできている。
 D雌しべ
  子房(しぼう)、花柱(かちゅう)、柱頭(ちゅうとう)でできている。
  子房の中には胚珠(はいしゅ)、胚珠の中には胚のう、胚のうの中には卵細胞などが
  できる。子房は果実になり、胚珠は種子に、卵細胞は受精卵から胚になる。
  ※A〜Dをまとめて花葉(かよう)と呼ぶ。
 E副花冠(ふくかかん):花だけではアピールが足りない時出すもの、水仙では黄色い輪っかです。
  蜜腺 (みつせん)など。
  萼・花弁・雄しべ・雌しべの順番は世界中の花の咲く植物では不変です。

オオシマザクラ(バラ科サクラ属)
雄しべ多数、雌しべ1本、萼5枚、離弁花
ヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属)
合弁花、真ん中の白いもの(柱頭)が雌しべ、5本の雄しべ、雄しべの葯の先っぽに穴があいていて花粉を出す。この花粉には糸がついていて自分の雌しべにつかないようにしている。花びらに蜜標をつくり、昆虫を誘う。
センリョウ 果実(センリョウ科センリョウ属)
簡単な花。
センリョウ 花
緑色が雌しべで花柱がない。雌しべのおなかに雄しべが一個ついていいる。両性花。
タイサンボク(モクレン科モクレン属)
葉が花に変化した。 雄しべ・雌しべの数が多い。原始的な花。
2.受粉→受精
 @花粉が雌しべの柱頭につく。
 A花粉は花粉管を出し、花柱の中を卵細胞に向かって伸びる。
 B花粉管が卵細胞に達すると花粉は精核を送り、受精する。
 ※受精卵→杯、胚珠→種子、子房→果実になる。
カボチャ(ウリ科カボチャ属)
単性花(雌雄異花)で雌しべだけある雌花。子房(カボチャとなる:果実)があり、雄花には子房がない。
雌雄同株(しゆうどうしゅ):一つの株に雄花と雌花がつく。→カボチャ
雌雄異株(しゆういしゅ):雄花と雌花が別の株につく。それぞれを雄株、雌株という。
アオキ 実 (ガリア科ミズキ科アオキ属)
単性花(雌雄異花)、雌雄異株(しゆういしゅ)。
アオキ雌花 アオキ雄花
ガクアジサイ(アジサイ科アジサイ属)
中性花(雄しべ、雌しべが退化し、別の働きをする花)
実がないので挿し木で増やす。
送粉の方法(花粉が雌しべの柱頭に運ばれること。花粉媒介ともいう)
@風媒花・・・風によって花粉が運ばれる。多量な花粉が放出される。マツ、スギ、ブナ科、イネ科など。
A水媒花・・・水によって花粉が雌しべに運ばれる。セキショウモ、アマモなど。
B虫媒花・・・昆虫によって花粉が運ばれる。花が美しい・良い香りを出す・蜜を出すなど昆虫を呼び寄せるしくみが発達しているものがある。
C鳥媒花・・・鳥によって花粉が運ばれる。ツバキとメジロ、コウモリとサボテンなど。
自家受粉(自花受粉、自家交配)と他家受粉(他花受粉、他家交配)
 雄しべの花粉が、同一の株の雌しべの柱頭について受粉するのを自家受粉という。別の株同士の受粉を他家受粉という。
○自家受粉のメリット・・・送粉の確実性が高いので、花粉が少なくて済む。コスト減。
×自家受粉のデメリット・・・遺伝的組合せに多様化がない。種としての適応度の低下→種の存続の危機。自らの遺伝子を広げる機会を失う。
自家不和合性
 正常に発育した花粉が、同じ株の正常な柱頭に受粉しても受精に至らないこと。あるいは正常な種ができないこと。
 数千万年前に植物の祖先が獲得した性質と考えられている。被子植物が、新しい遺伝子型を作りながら、地球上に広がるのに成功した要因の一つと考えられる。現在は、被子植物の半分が自家不和合性だと推定される。

自己認識作用
・柱頭上・・・アブラナ科、キク科など
・花柱内・・・ナス科、バラ科、マメ科など
・子房内・・・アカシア、シャクナゲなど

自家受粉を避ける仕組み
@自家不和合性
A雌雄異熟 ・雄性先熟 ・雌性先熟
B雌雄離熟
C雌雄異花
D雌雄異株
キキョウ(キキョウ科キキョウ属)
両性化、雌雄異熟。
タチツボスミレ(スミレ科スミレ属)
開放花(春先咲いて虫を呼ぶ)、他家受粉、進化のための働き。
タチツボスミレ(スミレ科スミレ属)
閉鎖花(夏)。
タチツボスミレ(スミレ科スミレ属)
閉鎖花の構造、自家受粉して終わる。
ツユクサ(ツユクサ科ツユクサ属)
一日花、一年草、他家受粉+自家受粉。
ウラシマソウ(サトイモ科テンナンショウ属)
出てきたはじめは花が咲かない。中性。コンニャクと同じ仲間。
性転換する植物。
ウラシマソウ(サトイモ科テンナンショウ属)
最初に咲くのが、雄花。
ウラシマソウ(サトイモ科テンナンショウ属)
体力がついてくると、雌花に変わる。
ウラシマソウ(サトイモ科テンナンショウ属)
実をつける。
これで終わります。

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