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＊会報委員会
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第１１５９回三浦クラブとの合同例会週報は三浦ＲＣに作成して頂きました。
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| ◎ 卓話 |
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「米山月間」に因んで
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地区米山奨学委員長 西口 雅彦様
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１０月は米山月間です。
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米山月間として、クラブ会長、クラブ米山奨学委員長は、特に米山奨学事業の意義と目的をクラブの会員に強調し、
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全員の奉仕意欲を高揚していただきたいと思います。
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米山奨学事業は日本のロータリーが作り育てた国際奉仕プログラムです。
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日本最初のロータリークラブの創立に貢献した米山梅吉氏の功績を記念して発足しました。
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１９５３年に東京ロータリークラブで始められたこの事業は、やがて日本の全クラブの共同事業に発展し、
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１９６７年、文部省（現文部科学省）の許可を得て財団法人ロータリー米山記念奨学会となりました。
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現在までに９４カ国から、１０，１７３名の奨学生を支援してきました。
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２００１年度の奨学生数は１，０００名で規模と実績ともに民間で最大の留学生奨学団体となっています。
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米山奨学会では、日本全国のロータリアンの寄付金を財源として日本で学ぶ外国人留学生に対して
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奨学金を支給しています。
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米山奨学事業はロータリーの理想とする国際理解と相互理解に努め、国際親善と交流を深めるために
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優秀な留学生を支援し、国際平和の創造と維持に貢献することを目的としています。
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米山奨学会では事業の目的を達成するために、次の事業を行っています。
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・ 奨学金の支給
・ 世話クラブとカウンセラー
・ 医療補助費などの支給
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その中で１９７１年から設けられた「世話クラブとカウンセラー制度」は他の奨学事業に見られない
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"米山奨学事業の特長"として各方面から注目されています。
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奨学金による経済的支援だけでなく、世話クラブとカウンセラー制度による心の通った支援が特長です。
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ロータリーの豊かな人的資源を活かしたこの制度は、研究に専念し大学以外での交流の機会が少ない留学生にとって
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実業人、職業人であるロータリアンとの親交で日本を知ってもらう貴重な機会となります。
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米山奨学生はクラブ例会や奉仕活動に参加することで日本の文化を学び、社会貢献の意識を育てます。
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将来、日本で得た研究成果とロータリーで培った交流を財産に日本母国に限らず世界で活躍することが期待されます。
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そのため学業とともに異文化理解や地域交流、ボランティアへの意欲のある優秀な留学生を支援しています。
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日本で学ぶ外国人留学生は現在６万人を超えています。
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グローバル化する国際社会の中で異なる文化への理解と人的交流のもつ重要性は増しています。
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留学生支援の果たす役割はますます大きくなっています。
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年間の奨学金支給額はおよそ２０億円、資金は会員の皆様からの普通寄付と特別寄付で成り立っています。
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しかし会員数の減少や長引く不況と厳しい経済環境により、９６年度をピークに寄付金は減少を続け、
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９８年度には寄付金が奨学金支給額を下回りました。
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その結果、奨学金をはじめとする奨学事業にかかわる費用を寄付金だけで賄うことは難しくなり、
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９９年度には初めて特別積立金の取り崩しを行って不足額に充当しました。
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過去に積み立ててきた特別積立金が現在の不足分を補っています。
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そして、寄付金減少により、２００１年度は奨学生採用数を１００名減らし、１，０００名としました。
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できるだけ多くの優秀な奨学生たちを支援するために寄付金の減少をくい止められるよう
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皆様のご理解とご協力が必要です。
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昨年、日本への留学生は史上最多の６４，０１１人（８９．５％がアジアから）となりました。
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その内の約９割が私費留学生で日本の物価高な経済状況の中で、優秀な留学生が非常に苦労しています。
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我国の留学生事業の目的である「知的国際貢献」に協力し、ロータリーの目的とする国際理解と親善を深めるため、
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そして母国に限らず日本の青年と協同し国際社会で活躍し、世界平和の創造と維持に貢献できる留学生を
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できるだけ多く支援していくためにロータリアンの皆様に更なる支援をお願いしたいと思います。
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