青少年部門 森勇人会員
イアン・ライズリーRI次年度会長のテーマは、「ロータリー:変化をもたらす」です。目標の大項目「人道的奉仕の重点化と増加」の中に、「持続可能なプロジェクトにロータリーファミリーに参加してもらう。ローターアクター、インターアクター、ロータリー地域社会共同体、ロータリー学友にクラブのプロジェクトや行事に参加してもらう。
ロータリーの戦略計画の3つの優先項目の一つ、「人道的奉仕の重点化と増加」の中に「青少年や若きリーダーの支援、およびロータリーの6つの重点分野と関連したプログラムや活動において持続可能性を高める。」と青少年奉仕に関する指針が記されています。
【ロータリーの6つの重点分野】 @平和と紛争予防/紛争解決 A疾病予防と治療 B水と衛生 C母子の健康
D基本的教育と識字率向上 E経済と地域社会の発展
「奉仕の第五部門である青少年奉仕は指導力養成活動、社会奉仕プロジェクトおよび国際奉仕プロジェクトへの参加、世界平和と異文化の理解を深め育む交換プログラムを通じて、青少年ならびに若者によって、好ましい変化がもたらされることを認識するものである。
大谷ガバナーエレクトの考え方を青少年奉仕に当てはめると、「青少年自身に変化をもたらす」と「青少年が社会に変化をもたらす」の二つの道を奉仕活動のテーマにするということでしょう。
青少年奉仕は国際ロータリーのプログラムで2780地区では、1.インターアクト、2.ローターアクト、3.ロータリー青少年交換プログラムを採用しています。
青少年奉仕活動は本人の未来のためと同時に、ロータリーの将来を担う重要プログラムであります。提唱クラブや世話クラブとして活躍され、奉仕活動の充実感と共に各クラブの発展に大きく寄与する素晴らしい活動が期待されているところです。
青少年交換プログラムは、語学研修だけでなく派遣先の文化や習慣・伝統・歴史に肌で触れると同時に日本の文化や習慣・伝統を広め相互理解を図り、世界平和への貢献を目的としています。また、派遣生に課せられた使命は、日本と派遣国との間に「友情の架け橋」を築き、外国を知るだけでなく、日本の文化や習慣を紹介することです。
次年度は、今年度の英語(アメリカ・カナダ)、フランス語(フランス)、ドイツ語(ドイツ)、スペイン語(メキシコ)、ポルトガル語(ブラジル)、中国語(台湾)等のメジャー言語圏に加え、新たにハンガリー語(ハンガリー)と青少年交換が出来るようになりました。計9か国と1対1の学生交換を行います。
今年度より、1.筆記試験(英語・数学・小論文)と2.面接試験の比率を1:1にし、学力だけでなく、将来の伸びしろを重視した選考方法になりました。
危機に対する対応
○ロータリーには中核的価値観があり、その中心は倫理観である。それをどうやって子どもたちに示すかということが「危機管理」のセーフティネットの一つであると思う。基本的にはロータリアンの倫理観が「危機管理」の大きな支えになると思う。
【中核的価値観】 @親睦と国際理解・・生涯にわたる友情を育みます。 A倫理と高潔性・・約束を守り抜きます。
B多様性・・様々な考え方をつなぎます。
C職業の知識とスキル、奉仕、リーダーシップ・・リーダーシップと職業のスキルを生かし、地域社会の問題に取り組みます。
○危機の第1認知者は直ちに危機管理委員会へ報告し、以降の措置に関しては危機管理委員会の指示に従う。72時間以内にRIに報告。
今後、第1Gでも青少年交換プログラムの受け入れについて検討を重ね、継続を促したいと思います。
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